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一度発症してしまうとずっと腰痛と付き合うことになってしまうほど辛い症状の「ぎっくり腰」。
できるだけならないようにしたいですし、なってしまったらその痛みを少しでもやわらげたいと思うものですよね。
実はこの「ぎっくり腰」になってしまったときに痛みを緩和してくれる「ツボ」が存在しているということ、ご存知でしょうか。
ここでは「ぎっくり腰」の痛みに効果的な「ツボ」についてご紹介します。

腰痛に効く「ツボ」はいくつかあるけれど…。

人間の体の中にはたくさんのツボがあり、「腰痛」に効果のある「ツボ」もいくつか存在します。
しかし突発的に激しい痛みを伴っている状態で手が届きにくい場所にある「ツボ」を押さえに行くことはできませんから、基本的に寝転んだ状態でも押すことのできる「ツボ」を覚えておくとよいでしょう。

「腰腿点(ようたいてん)」
「ツボ」のある場所は「手」です。
手の人さし指と中指の間をだどっていき、その骨が出会うポイント、そして、薬指と小指の間をたどり骨が出会うポイントにある「ツボ」です。
「ツボの押し方」としては、別の手の親指を使って、強めにそのポイントを押していきます。
こうすることで、突発的に起こった激しい腰の痛みを緩和していくことができるようです。
基本的には「ぎっくり腰」になってしまったときは、とにかく安静にしておくのが最重要です。
まず楽な姿勢を取ってから、痛みが強い側の腰を上に来るようにして横向きなった後に、上側にある手のツボを強めに押してみましょう。
うまく「ツボ」を刺激できていると、腰に作用している感じが分かるはずです。

「命門(めいもん)」
腰のちょうどおへその裏辺りにある背中側のツボが「命門」というツボです。
腰の高さのちょうど背中側なので、安静にして丸まった状態で押すことが可能な場合には動かしやすいほうの手を使って押してみましょう。
ただ姿勢的に辛い、という場合には、無理して体をひねるなどはしないほうが良いです。

症状が重い場合には、ツボはあまり押さない。

これら「ぎっくり腰に効くツボ」はどちらかというと、突発的な痛みでありながら、体は動かせる程度の軽いものの場合です。
状態によっては動けない、というくらい酷い痛みを伴った「ぎっくり腰」の場合がありますので、そういった状態なら無理してツボを押すのは返ってよくありません。
安静にすることが最重要ということですね。