トップページ > ぎっくり腰になってしまったら? > 急にぎっくり腰になったときの対処

ある日突然腰に激痛が走る「ぎっくり腰」…もしあなたが今日「ぎっくり腰」になってしまったら、どう行動するのが最良の処置なんでしょうか。
「ぎっくり腰」は突然起こること、そして激しい痛みを伴うため、すぐに適切に対処しなければと思っても、体がいう事を聞かないもの。
そういった突然「ぎっくり腰」になったときのために、ここでは「ぎっくり腰」になったときの対処について解説していきます。

何と言ってもまずは、とにかく横になって「安静」に。

「ぎっくり腰」はある時突然起こるものですから、その症状が出たところが「横になれる場所」がある場合は、とにかく横になって「安静に」することが大切です。
横になるといっても、仰向けの姿勢はかなり体に負担がかかるため、横向きになって体を丸めるような姿勢を取ります。
横向きになれない場合には、膝を曲げるような形で「背中を丸めるように」します。
これらの姿勢は腰にできるだけ負担がかからないようにするのにベストな姿勢。
もし「ぎっくり腰」になった場所が屋外などで寝転ぶことが不可能な場合は、寄りかかれるスペースを確保し、背中をそこに当ててうずくまりましょう。
とにかく痛みを感じる場所に負担をかけない姿勢を取り、安静にすることを心がけることが大切です。

痛みや腫れのある患部を「15分程度」冷やす。

突然起こった「ぎっくり腰」の状態とは、患部に炎症が起きて、熱を帯びたような状態です。
ですから「ぎっくり腰」になっってしまったら、安静を保った後にすることは「冷やす」こと。
冷やすとどんな効果があるかというと、血管が収縮することで、動脈血が患部に流れ込んでいくのを最少限度に抑えることができるのです。
冷やすことで腫れを最小にとどめる、ということなんですね。

「冷やし方」としては氷を一旦水にくぐらせ、表面を濡らし、なめらかにすることで凍傷にならないようにします。
これらをビニール袋などに入れて、痛みや腫れを感じる部分に当てます。
冷やす時間は15分程度にし、しばらく経ってまた痛みがあるようなら再度15分程度冷やすといった形で、様子を見ながら冷やします。
患部の状態は、その「ぎっくり腰」の程度によってさまざまなため、このような形で数日冷やしておく必要がある場合もあれば、15分程度冷やしただけでかなり楽になることもあるようです。