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「ぎっくり腰」になってしまったら、とにかく早くこの痛みを緩和したい、治したい…と思うものです。
しかし安易に普段行っている日常的なことをやってしまうと、「ぎっくり腰」の症状を悪化させてしまうかもしれません。
では「ぎっくり腰」になってしまったら、どういったことをやってはいけないのか?
ここでは「ぎっくり腰になったら、やってはいけないこと」について解説していきます。

ぎっくり腰のときに、やってはいけないこととは?

基本的に「ぎっくり腰」になってしまった状態は、筋肉や軟部組織が損傷した状態で炎症を起こしているものです。
ですからその「炎症」が起こっている患部を刺激してしまうと、さらに痛みが増してしまうことになるのです。

①温めてはいけない!
筋肉や軟部組織が損傷して、「炎症」が起こっている状態の「ぎっくり腰」は、絶対に「温めてはいけません」。
温めてしまうことでさらに炎症を進めてしまう可能性もありますし、痛みが強くなってしまいます。

お風呂に長く浸かる。
普段は「血行促進」に最高のお風呂ですが、「ぎっくり腰」の時には温めることになってしまうので、控えるほうが無難。
患部を温めすぎない程度にとどめるようにしましょう。

サウナに行く。
「ぎっくり腰」になっているときには、サウナに行くのはやめましょう。
特にサウナはかなりの高温で体に負担をかけることになりますので、健康なときにはいいものですが「ぎっくり腰」の時にはNGです。

温感湿布を貼る。
「ぎっくり腰」に「温感湿布」を貼らないこと。
湿布を使う場合も冷却するタイプにし、患部を温めないようにします。

お酒を飲む。
お酒が何の関係があるの?と思う方もいらっしゃるかもしれません。
しかしお酒を飲むと、体中の血行を促進させることになってしまうため、患部の痛みが増してしまうのです。

②損傷した筋肉や靭帯などを刺激してはいけない!
「ぎっくり腰」は筋肉や靭帯、軟部組織が損傷した状態で、さらに炎症を起こしているものです。
そういった状態では、普段の生活ではよいことでも、幹部に負担をかけることになってしまいます。

リラクゼーションマッサージを受ける。
もみほぐしなどのお店がたくさんできていますが、こういった「ぎっくり腰の知識を伴わないマッサージ」はNG。
特に損傷した状態にマッサージはよくありません。

ストレッチをする。
「ぎっくり腰」の「予防」ならストレッチはとても有効なものですが、「ぎっくり腰」になった状態で行うのはよくありません。
患部を不用意に刺激してしまいかねないため、自己判断で行うのはやめましょう。