トップページ > ぎっくり腰になってしまったら? > ぎっくり腰になりやすい人って?

もし一度「ぎっくり腰」になってしまったら、完治することはなかなか難しく、腰の痛みと付き合わなければならなくなることも多いもの。 同じような体形の人でも「ぎっくり腰」になる人がいたり、ならない人がいたりします。 そう、実は「ぎっくり腰になりやすい人」が存在していることなんですね。 では「ぎっくり腰になりやすい人」とは、どんな人なんでしょうか?

生活習慣などから「ぎっくり腰」になるリスクがあるか分かります。

「ぎっくり腰」になるメカニズムは、腰の筋肉が萎縮したり凝り固まっている状態に負荷が必要以上に急激にかかること。
ですから生活習慣のなかでこの要因がある人は「ぎっくり腰」になるリスクを抱えているということになります。

①血行不良を誘発している要因がある人
・慢性的に冷え性である。
・タバコを吸っている。
・お酒を頻繁にたくさん飲んでいる。
・運動する習慣がない。
・自動車を良く使い、ほとんど歩かない。
・無意識に足を組んでいる。
・猫背の姿勢など、いつも姿勢が良くない。
冷え性など「血行不良」の状態は、体全体、さらに腰の部分の血行も良くない状態ですから、腰の筋肉が「凝り固まった」状態に陥りやすくなります。
言い換えれば、血行を阻害する生活習慣を見直すことで、「ぎっくり腰」になるリスクを軽減していくことができるのです。

②筋肉が凝り固まりやすいことが要因の人。
・デスクワークでいつも同じ姿勢で仕事をしている。
・作業での動きが一定で筋肉を使っていない場所がある。
・腰の曲線があまりなく、丸まった腰になっている。
・中腰で仕事をしなければならない。
・元々柔軟体操などが苦手で体が固い。
体が固い、同じような姿勢を保っている、などの場合、どうしても筋肉が萎縮したり、弱ってきたりしてしまいます。
筋力が低下することによっても「ぎっくり腰」になるリスクが高まってしまうので、仕事でこういった状態になる方は、1時間に1度程度席を立って体を伸ばしてみたり、軽いストレッチを行ってみましょう。

③その他腰に良くない生活習慣が要因の人。
・食事は自炊しないことが多く、外食に頼っている。
・眠るときに柔らかめのマットや枕を好んで使っている。
・ハイヒールなど、かかとが高い靴を使うことが多い。
・肥満の傾向がある。
・眠るとき、横向きになって寝るクセがある。
日常的な生活習慣が、体に負担をかけてしまうこともあり、それらが「ぎっくり腰」になるリスクを高めてしまいます。
食生活の偏りは血行不良や筋肉を弱らせることになりますし、腰に負担のかかりやすい生活習慣もよくありません。