トップページ > ぎっくり腰とは? > ぎっくり腰の痛みはなぜ強い?

急激に「腰に強い捻挫」を起こした状態。

「ぎっくり腰」が起こるときは、そのほとんどがまさかこんなときに急に腰に激痛が走るなんて…といった不意をつかれたような状況が多いようです。
しかし「ぎっくり腰」を発症した状態とは、急激に腰に関わる靭帯や筋肉に負荷がかかることで、「断裂」を引き起こし、それが神経に伝わるため。
腰の部分に強めの捻挫を起こしてしまったような状態になっているんですね。
他にも周りのさまざまな関節や椎間板なども同時に損傷していることがあるため、痛みが強いものなのです。

年齢を重ねて発症するほどに「強い痛み」が。

「ぎっくり腰」とは突然急激に痛みが走るものですが、これは若い人から年配の方までさまざまな層に患者が存在します。
しかしとりわけ年齢を重ねた人の場合、普段の生活を送っているだけでは加齢による「筋力低下」さらに「慢性的な運動不足」などが多く見受けられます。
こういった状況ではどうしても「背筋」と「腹筋」の筋力バランスが良くないことが多い。
筋力が低下している状態で引き起こされる「ぎっくり腰」はさらに痛みが強いものになりがちなのです。

「骨格が歪んでいる」「筋肉疲労」なども強い痛みに…。

人間の体は骨格や筋肉などばさまざまなバランスを保って健康な状態をキープしています。
しかし日常の生活習慣などで、傾いた姿勢を取ってばかりいたり、一部の筋肉ばかりを酷使しているなどといった状況のなかで「ぎっくり腰」を発症してしまうと、さらに痛みの度合いは強いものになってしまうことが。
骨格や姿勢が歪んだ状態では一部の筋肉は萎縮していたり、また一方では一部弛緩していたりする状態になってしまうので、急激に負荷がかかったときなどに筋肉の動きがついていけなくなるのです。
日ごろの正しい姿勢や規則的な生活習慣も重要、ということなのです。