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「ぎっくり腰」になりにくい体を作る。

「ぎっくり腰」になるメカニズムはごく簡単に言うなら「凝り固まった腰の筋肉」に何らかの要因で「急激に負荷がかかって筋肉が追いつけずに発症する」といった感じですよね。
ですから元々ぎっくり腰になった人にはこの「凝り固まった腰の筋肉」の状態が存在していた、ということになります。
そういった意味では「凝り固まっていない腰の筋肉」の状態を保っておくことで、「ぎっくり腰の予防」をすることができる、ということ。
これには普段から「ストレッチ」を行うことで、「筋肉を弛緩させリラックスした状態を作る」こと、「筋肉を適度に強化しておく」ことができます。
加齢や運動不足によって筋力の低下を起こしてしまうことも「ぎっくり腰」になる大きな要因ですから、適宜ストレッチを行ってみましょう。

「ぎっくり腰」になりにくい生活を送る。

①同じ姿勢を続けない
同じ姿勢での作業や仕事をしている方は意外と多いものですが、これが腰に負担をかけたり、筋肉を凝り固まらせる大きな要因となっています。
ですから仕事で座ったままであったり、長時間運転しなければならないといった場合でも、1時間に1度など、一旦その姿勢をやめて体をリラックスさせるように心がけること。
ちょっとしたことですが、筋肉を凝り固まらせないという点ではとても重要なポイントです。

②急激な動きをしない
どんな健康な人でも、急激な動作をした場合にはその筋肉の動きがついていけない、といったことが起こり得ます。
ですから筋肉に負荷を掛けすぎないように、行動は慌てずに行うようにすることが「ぎっくり腰」の予防につながります。
普段から時間に余裕を持った形で行動するように心がけましょう。

③動作で腰にかかる負担を分散させる
何気ない日常的な動作も、意外に腰に負担をかけてしまうことが多いもの。
腰を折れ曲がらせるような姿勢や、無理にひねるような姿勢を取らないようにしたり、腰にかかる負担を足の関節などに分散するような形で行動することで「ぎっくり腰」の予防につながります。
姿勢が悪いことも知らず知らず腰に負担をかけているものなので、姿勢を良くすることも予防になります。